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関西でも通話禁止、メールは黙認〜鉄道20社が携帯マナー統一
関西の鉄道20社が、車内利用時の携帯マナーを統一する。首都圏で先に統一されたルールと同じで、優先席付近では電源をオフに、それ以外ではマナーモードに設定して通話は禁止。優先席付近以外ではメールやWeb、ゲームの利用は可能ということになる。
関東の17鉄道事業者が車内の携帯マナーを統一したのに続き(2003年8月の記事参照)、関西の鉄道20社も携帯マナーを統一することになった。2月16日から。
共通マナーとなるのは、優先座席付近の携帯電話の電源オフ、優先席以外ではマナーモードに設定の上、通話は禁止というもので、関東17事業者のルールと同じものが設定された。優先席以外でのメールやWeb閲覧などは黙認された格好だ。
統一マナーを実施するのは、叡山電鉄、近江鉄道、大阪高速鉄道、大阪港トランスポートシステム、大阪市交通局、北大阪急行電鉄、京都市交通局、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、京福電鉄、神戸市交通局、神戸新交通、山陽電気鉄道、大阪府都市開発、智頭急行、南海電気鉄道、西日本旅客鉄道、阪神電気鉄道、北条鉄道、北神急行電鉄の20社。
共同ポスターを作製して、駅や車内に掲出するほか、車内放送などで周知を図るという。
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