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PC録画した動画に対応「A5504T」を試す(3/3 ページ)

auの春モデルA5504Tが登場した。メガピクセルカメラ、QVGA液晶とトレンドを押さえた冬モデル「A5501T」の後継となり、久々のBluetooth搭載ケータイという点でも注目される。まずは基本的な使い勝手と、PC連携が強化された動画再生機能を見てみよう。

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 アドレス帳の使い勝手もいいし、フォントサイズもWeb/メール/文字入力などで変更できる。最大で1画面380文字と、QVGAをしっかり生かした情報量を確保している。ただし大きなフォントには相変わらずジャギーが目立っており綺麗とはいえない。日本語入力は次文節予測は備えていないが、予測変換に対応し操作性、レスポンス共に悪くない。

アドレス帳は即座に一覧が表示され、数字キーを操作する事で「あ」の先頭、「い」の先頭と検索が可能なタイプ。最小フォントであれば11件ずつと一覧性も高い。フォントサイズはさまざまな場面で変更できる

 カメラはオートフォーカス付きではない。代わりにシャッター操作から実際に撮影されるまでのタイムラグも少なく、ピントが大外れすることもなく手軽だ。

 miniSDカードに保存した画像を直接Eメール添付できない点や、メガ(1144×880)やVGAサイズで撮影した画像のリサイズができない点も変わっていない。QVGAディスプレイをフルに使ってプレビューできないのも相変わらずだ。

VGA、メガサイズでは横位置での撮影用に一部にガイダンスなどが90度回転して表示される。メガとVGAで撮影した画像はディスプレイいっぱいに表示できない

 フォト画質を「メールモード」に設定しておけばメガやVGAサイズでもEメール送信できる。しかしこの半年間で、メガで撮りっぱなしで必要があればリサイズが可能という端末は増えた。半年前なら仕方がない……で済まされたかもしれないが、現状では不便に感じる人が多いのではないだろうか。

A5501Tのマイナーチェンジだが、やはり注目はBluetooth機能

 A5504Tは、スペック的にも実際に触れてみても、Bluetooth機能が追加された点を除けばA5501Tのマイナーチェンジだ。操作性や機能だけではなく、レスポンスまでほとんど変わらない。半年前の良い点も悪い点も継承しているのは既に触れた通りだ。

 追加されたBluetooth機能こそがA5504Tの特徴となる。国内では初のハンズフリープロファイルサポートでワイヤレスでのイヤフォンマイクが利用可能になったほか、PCやPDAなどに画像などをワイヤレス送信することもできる。次回はこのBluetooth機能について触れていく予定だ。

※初出で、ヘッドセットプロファイル対応と記述されていましたが、正しくはハンズフリープロファイル対応です。ヘッドセットプロファイルのみに対応したBluetoothヘッドセットは利用できません。お詫びし、訂正させて頂きます

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 

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