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東京メトロ全駅でMzoneが利用可能に〜FOMAと連携も
東京地下鉄とNTTドコモは8月頃までに、東京メトロ全駅に無線LAN設備を整備し、「Mzone」とFOMAを連携させた共同事業を開始する。
東京地下鉄とNTTドコモは、東京メトロ全駅に光ファイバーネットワークを活用した無線LAN設備を整備し、ブロードバンドとFOMAを連携させた共同事業を展開すると発表した。駅を便利にする「EKIBEN」プロジェクトの一環。
8月頃から一部駅で、ドコモの公衆無線LANサービス「Mzone」が利用可能となる。秋頃までには全駅で利用できるようになる見込み。
ただし、この光ファイバーネットワークおよび無線LAN設備は、ほかの公衆無線LAN事業者が利用する可能性もある。「地下鉄は公共性が高く、1社が独占することはできない」(NTTドコモ広報)ためだ。その場合、Mzone以外の無線LANサービスも提供されることになる。
ドコモでは、MzoneとFOMAを組み合わせたサービスも検討している。4月からは既に、Mzoneの申し込みをFOMAのiモードから行えるようになっている(4月1日の記事参照)が、これ以外にも「無線タグや赤外線との連携も含め、無線LANとFOMAを組み合わせた事業を検討する」(同)。
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