iモードのプッシュ型広告配信サービス「メッセージフリー」が、年内にも標準で送付されるように設定が変更される。6月10日のモバイルマーケティングカンファレンス2004会場で、ドコモの夏野剛iモード企画部長が明かした。広告メール送信対象の大幅な増加が予想される。
「今年中に、新規ユーザーについては(メッセージフリーの送信を)デフォルトでオンにしていく」(夏野氏)
企業が通信料を負担し、セグメント別に広告メールをプッシュ送信できるメッセージフリーは、これまで登録者のみに送信されるようになっていた。現在約300万人の登録者がいるが、「迷惑メールも収まってきたので、パーミッションを得た上で、プッシュ型もいけるだろう」(夏野氏)と判断し、対象者の拡大に踏み切った。
最初の1通目に送信の確認を盛り込み、パーミッションを取るほか、ユーザーはいつでも送信を停止するよう設定を変更できる。
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