ソニエリ「W21S」徹底攻略:徹底攻略レビュー(1/3 ページ)
最大2.4Mbpsの定額制データ通信に対応したWIN端末の最新機は、ドラクエやFFも動作する最新BREW環境や電子コンパス付きのEZナビウォークにも対応。そして、スペック以外のソフトウェア環境も大きな進化を遂げた。メール操作からカメラ、各種アクセサリーまで「W21S」を徹底攻略する。
「W21S」は、KDDIが“本気のWIN端末”と呼ぶBREW対応のWIN端末の第1弾であると共に、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズとしても初のWIN端末である。
KDDIの1X WIN端末は「CDMA2000 1x EV-DO」という通信方式を使い、下り最大2.4Mbps/上り最大144Kbpsのパケット通信が可能だ。W21Sは、同時に発表された「W21SA」「W21K」と共に真のハイエンド端末に位置づけられる(7月12日の記事参照)。
角を持った曲面で構成されたボディ。ストラップホールはマイク部の中央にある。充電/シリアル端子は側面にあるため、ACアダプタから直結しての充電は行いにくい。また充電しながら操作するのも難しい。W21SからUSBケーブルでPCと接続して2.4Mbpsのデータ通信が可能になったが、それもやりにくそうだ
機能 | 状況 |
---|---|
EZナビウォーク | 着せ替え対応。電子コンパス付き |
QRコード読み取り | ○ |
赤外線通信 | テレビコントロールも可能 |
外部メモリ | メモリースティックPro Duo |
BREW | 大容量600Kバイト対応 |
EZチャンネル | 対応。3番組まで |
カメラ | 130万画素CCD。マクロ切り替えスイッチ |
ディスプレイ | 2.4インチ透過型TFT |
スピーカー | 16ミリ径×2ステレオ |
短押し | 長押し | |
左ソフトキー | BREWアプリメニュー | 設定BREWアプリ起動 |
右ソフトキー | データフォルダ | メモリースティックメニュー |
上キー | アドレス帳 | − |
下キー | アドレス帳 | − |
右キー | 着信履歴 | − |
左キー | 発信履歴 | − |
決定キー | メインメニュー | キーロック |
メールキー | Eメールメニュー | Cメールメニュー |
EZキー | EZwebメニュー | ソニー・エリクソンサイトへ接続 |
側面カメラキー | − | カメラ起動 |
側面ライトキー | − | ※クローズ時、LEDライト点灯 |
au端末標準的なメール〜POBoxが魅力
W21Sのメール機能は、au端末として極めて一般的。待受画面から[メールボタン]を押すとメニューが立ち上がる。
メールの本文作成時は、アドレス帳を参照して各項目を引用したり、GPS情報やメモ帳から引用することもできる。コピー/ペーストについては、コピーの履歴が自動保存され、選択して貼り付けることも可能。
メール閲覧時は、[0]キーを長押しすることで4段階に文字の大きさを切り替えられる。12ドット/400文字、16ドット/180文字、20ドット/120文字、24ドット/90文字の4種類だ。
初期の頃からメール機能には定評のあったソニー・エリクソン製端末だが、W21Sでもメール機能に不満はない。POBoxの操作性改善は大きなポイントだし(7月29日の記事参照)、操作に対するレスポンスもいい。
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