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描画力は今ひとつ。発色は良好〜「V402SH」:ケータイカメラ画質研究ラボ(3/4 ページ)
“閉じたままテレビ”がウリの中堅機種「V402SH」。130万画素CCDを使ったカメラ性能はシンプルだ。ディテールの描画力は今ひとつだが、発色はなかなかいい。
次はあずまや。
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左がV402SH、右がEXILIM S20
木陰の暗いところに合わせようとしてややオーバー気味ではあるが、空の青さはしっかり残っているし、ディテールも松の葉が解像できなくてもやっとしている以外は悪くない映りである。
次は青空を中心に見てみよう。
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左側がV402SH、右側がEXILIM S20
V402SHも十分リアルできれいな色だが、メリハリをうまく出してよりきれいに見せる技術ではEXILIMのほうがちょっと上だったというところか。V402SHのほうが、ファインにしても圧縮率が高くてけっこうディテールが潰れ気味というのも影響しているようだ。
ひとつ注目すべきは、同じ位置で撮りながらV402SHのほうがやや画角が広いということ。V402SHの画角は公表されていないが、EXILIM S20が37ミリ相当なので、V402SHは35ミリ相当レベルだと思われる。ちょっとしたことだが、V402SHの画角は扱いやすくていい線をいっていると思う。
続いてはマクロモード。
思ったより寄れなかったが、こういうカットはさっと撮れる。
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