KDDI、「着うたフル」開始へ 対応WIN端末4機種発表
CDMA 1X WINの新サービスとして、1曲丸ごとダウンロードできる音楽配信サービスEZ「着うたフル」を11月下旬に開始する。同時に対応WIN端末4機種を発表。
KDDIと沖縄セルラーは10月13日、au「CDMA 1X WIN」の新サービスとして、1曲丸ごとダウンロードできる音楽配信サービスEZ「着うたフル」を11月下旬に開始すると発表した(10月13日の記事参照)。同時に対応WIN端末4機種を発表した。
新サービスは、楽曲を丸ごと、ジャケット写真などの画像とともにダウンロードできるサービス。コーデックに「HE AAC」を採用し、端末のステレオスピーカーに加え、ステレオヘッドフォンやスピーカーでの鑑賞でも十分満足できる音質を達成しているという。
当初の配信楽曲は、各サイト合計で約1万曲。対応サイトは「アーティスト公式サウンドフル」「ワタナベ☆ヒットパレードフル」(MLJ)、「BEING GIZA STUDIO FULL(仮称)」(ゼット、時期未定)、「インディーズモバイル」(ダイキサウンド)、「まるごとモラッ着!!!」(ファンダンゴ、時期未定)、「MUSIC.JP」(ミュージック・シーオー・ジェーピー)、「レコード会社直営♪フル」「絶対! 洋楽フル」(レーベルモバイル)。
サービス開始に合わせ、音楽ポータル「EZ Music!」をオープン。対応サイトの配信楽曲を横断的に検索してダウンロードできるワンストップサイトとして提供する。
また携帯電話事業者としては初となる自社によるCD販売も展開。専用サイト「au Redocrds」を開設し、EZ Music!から簡単にCDを購入できるシステムを構築。ネット配信からCD購入まで、携帯電話で音楽を総合的に楽しめる環境を提供する。
対応端末は「W21CA」(カシオ計算機)、「W21T」(東芝)、「W22SA」(三洋電機株式会社)、「W22H」(日立製作所)の4機種。11月下旬から順次発売する。
同時に、「au design project」端末の第3弾「talby」も発表した。12月上旬に発売する。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 「携帯はiPodを超える」〜auが狙う音楽配信ビジネス
KDDIは11月下旬から、1曲フルの着うた配信サービスを開始すると発表した。携帯は、音楽再生プレイヤーと競合する存在へと進化したようだ。 - 2.6インチワイドQVGA液晶にOperaフルブラウザ搭載〜「W21CA」
カシオの「着うたフル」対応端末は、回転2軸ヒンジを採用。240×400ピクセルの大型液晶で、ASF動画を楽しむこともできる。カメラはオートフォーカス付き200万画素CCD。 - 薄型ストレートでQVGA、EZナビウォークも〜「talby」
ジョン・カーペンターの映画「ダーク・スター」の登場人物の名を冠した薄型ストレート端末「talby」が商品化。QVGA液晶を装備、EZナビウォークに対応するなど、機能に妥協はない。 - 「1曲まるごと着うた」はけっこうイケル
サビの部分だけ、30秒流すのではない。着うたを1曲まるごと、どーんと提供するサービスが登場した。その実力は? - サブ液晶を指紋センサに&2.2インチVGA液晶〜カシオ
- 「Bluetooth+着うたフル」のWIN〜「W21T」
- 内蔵メモリ40Mバイトの着うたフル対応機〜「W22SA」
- スライドボディの着うたフル対応機〜「W22H」
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.