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こだわりのデザイン端末「talby」ついに登場

ジョン・カーペンターの映画「ダーク・スター」の登場人物の名を冠した薄型ストレート端末「talby」が商品化。QVGA液晶を装備、EZナビウォークに対応するなど、機能に妥協はない。

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 ジョン・カーペンターの映画「ダーク・スター」に登場する人物の名を冠した薄型ストレート端末「talby」がCDMA2000 1x端末として登場した。12月上旬より全国で発売予定で、価格は未定だが「1万5000円前後になる見込み」(KDDI)。

 オーストラリア出身のデザイナー、マーク・ニューソン氏がデザインを手がけた端末。端末メーカーは、「INFOBAR」を開発した三洋マルチメディア鳥取となっている。KDDIのau design project端末の1つとして、2003年のビジネスシヨウで初披露されていた(2003年5月の記事参照)。以来反響が大きく、「国内外問わず世界で幅広く好評で、商品化の要望が多かった」(KDDI)ため、製品化に至った。

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アンテナ内蔵のデザイン。au design project端末の製品化は、「INFOBAR」「W11K」(2003年10月の記事参照)に続く3機種目となる
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クレードルに端末を挿したところ
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厚さ13ミリ。やはり最初にこの薄さに目がいく
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側面に、ニューソン氏のサインも見える

 アルミ調のボディに、ポップな色調のボタンをレイアウトした近未来風なデザイン。待受画面などにもこだわっており、ニューソン氏の手によるプリインストールの待ち受け、スクリーンセーバーが用意されている。

 プリインストールの着メロや着うたは、ニューソン氏と親交が深く、中森明菜や吉川晃司に楽曲を提供したこともある音楽プロデューサーニック・ウッド氏が手がけた。オリジナルで起こしたtalbyのテーマソング「Free」を始め、各種楽曲を収録。11月には、Freeなど4曲を収録したCDも発売される予定だ。

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待ち受け画面(2種類)
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操作せずにしばらくたつと、スクリーンセーバーが動作する

 薄型ながら、機能面でも妥協はない。メイン液晶の解像度はQVGA。カメラは30万画素クラスだが、QRコード読み取りと連携したEZナビウォークや(6月9日の記事参照)、着うたにも対応する。

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メニュー画面。左上に「EZナビウォーク」のアイコンが見える
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キー配置。クリアキーは十字キーの上にある

 大きなストラップホールを装備。首から下げられるオリジナルストラップが付属する。オプションで革ケースも提供される予定で、価格は2000円〜3000円となる。

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オリジナルストラップは、カバンの肩掛けのような素材。端末同様、シンプルで飾らない雰囲気だ
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オリジナルの革ケース
PHoto
INFOBARのときと同様、特別なパッケージで販売する

 会場では、マーク・ニューソン氏も登場。端末の最終的な外観は、オリジナルコンセプトとほぼ変わらなかったが「これはデザイナーとして、とても珍しいこと」と話した。

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ニューソン氏。「家具や飛行機などのデザインを手がけてきたが、携帯は初めて。2年かけて取り組んできたが、結果に満足している」

 端末の主な仕様は以下の通り。

製品名 talby
サイズ(幅×高さ×厚み) 45×132×13ミリ
重さ 約79グラム
連続通話時間 約190分
連続待受時間 約250時間
カメラ 有効33万画素CMOS
外部メモリ ×
メインディスプレイ 約2.1インチTFT液晶(26万色、QVGA)
データフォルダ容量 約8Mバイト(または1000件)
BREWデータフォルダ容量 約3Mバイト
カラー Hornet Green、Orange Orange、Hole Black
EZナビウォーク
着うた
発売時期 12月上旬

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