中国地区でアステルPHSサービスを提供するエネルギア・コミュニケーションズは11月8日、音声サービスを12月9日に終了すると発表した。
既にサービス停止を前提として、新規受付を終了していた。PHSのインターネット接続サービス、「MEGAEGG64」は継続する予定。「MEGAEGGファイバー」や法人向け回線サービスなども引き続き提供する。
アステルブランドのPHSサービスは、既に北海道、九州、北陸がサービスを終了。東北はほかの地域とのローミングを停止しており(9月6日の記事参照)、関西、中部、四国でも、サービス廃止を前提として新規受付を停止している。アステル沖縄は、DDIポケットと提携してサービスを存続させている(7月26日の記事参照)。
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