第5回 スクラッチパッドへのデータ保存とダウンロードファイルの処理:90Xi専用ゲームiアプリ開発講座(3/4 ページ)
900i専用のトレーディングカードゲームを開発するため、今回は携帯のスクラッチパッドを利用したデータの保存と、効果的なデータのダウンロード方法を紹介する。
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これでイメージのサイズとデータがスクラッチパッドに保存されるので、以降は次のようにして画像を読み込んでいく。
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通信をするときもJAMファイルを変更する必要がある。これにはUseNetworkという項目に文字列"http"を記述する。
小さな画像の結合
今回画像として32×32ピクセルの画像を72枚用意した。しかし、これらを個別にダウンロードしようとすると、各ファイルのヘッダなどで無駄にサイズが増え、さらに通信がファイルごとに接続・切断を繰り返すために、かなりの時間がかかることになる。そこで、今回は72個の画像ファイルを並べて、一枚の画像ファイルとしてダウンロードする方法を紹介する。
ここから各画像を表示するときに、drawImageの部分描画版を使用すればいい。
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ゲームアプリへの応用
以上を踏まえた上で、今回の処理をゲームに応用してみよう。
今回のプロジェクトはここからダウンロードできる。今回はresフォルダをなくし、サーバにアップするためのremote_resフォルダを代わりに用意した。画像は木偶工房さんのものを使用させて頂いた。さらに、実際の端末でアプリを動かしてみたいという方のために、アプリをhttp://www.apcon.jp/itmedia2004/05/Card.phpからダウンロードできるようにしてある。アドレスを携帯端末に送信してダウンロードすると簡単だ。
※11月16日15時時点、スパイシーソフトのサーバメンテナンスのため、ダウンロードが一時的に行えなくなっておりましたが、16時に復旧しました。なおURLを変更させて頂きました。
まず、起動してすぐにスクラッチパッドの先頭バイトを読み込む。
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