ニュース
700iシリーズ第1弾「F700i」、2万円台半ばで登場
FOMAの普及機に位置づけられる700iシリーズの第1弾「F700i」が店頭に並んだ。抑えた調達価格がそのまま販売価格に反映された格好だ。
FOMAの普及機に位置づけられる700iシリーズの第1弾「F700i」が店頭に並んだ(2月2日の記事参照)。
癒し系の安心ケータイ「F700i」。防犯ブザーのように使える「ワンタッチアラーム」機能を装備
調達価格を抑えたことが、どの程度販売価格に反映されるのかが注目される端末(2月2日の記事参照)。プロダクト&サービス本部プロダクト部長の永田清人氏は、「調達価格は(90xに比べて)1万円程度下がる」と話しており、90xシリーズと同等のインセンティブを乗せると、価格は90xシリーズより1万円安程度になると予測されていた。
F700iの新規価格は2万円代半ば。都内のある量販店では、2万6040円、2万4800円といった価格で販売されている。
ハイエンドFOMA「901i」の新規価格は「P901i」が3万1290円(2月4日の記事参照)、FeliCa搭載の「N901iC」が3万3000円前後(1月28日の記事参照)など、いずれも3万円台。F700iは、901iシリーズの新規価格より1万円安くらいの価格で購入できそうだ。
なお、900iシリーズについては、「N900iS」が1万9320円、「P900i」が2万790円となっており(いずれも新規価格)、このあたりが700iシリーズのライバルになるだろう。
関連記事
- AAC再生対応、ワンタッチアラーム装備の「F700i」
丸みを帯びたラウンド&スクウェアのデザインが特徴的。AAC再生機能や、80デシベルのアラームを鳴らす「ワンタッチアラームボタン」も備える。 - 「700iシリーズ」の3つの狙い
3つのセグメントに分けて商品展開を進めるドコモ。その中間に位置する700iは、コストを削減し、FOMAのラインアップを拡充するといった意図がある。901iから機能を削減する代わりに、コンパクトなサイズを実現した。 - 「700i」の機能はどこが違うのか
ソフトウェアベースは901i。カメラ機能とiアプリは506iレベル──。それが700iシリーズだ。基本機能は900iを上回わるが、「ドラクエ」や「サカつく」「みんゴル」は遊べない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.