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AAC再生対応、ワンタッチアラーム装備の「F700i」
丸みを帯びたラウンド&スクウェアのデザインが特徴的。AAC再生機能や、80デシベルのアラームを鳴らす「ワンタッチアラームボタン」も備える。
NTTドコモは、「ラウンド&スクウェアデザイン」を採用した「F700i」を発表した。2月10日から全国一斉発売予定。
F901i相当の音楽再生機能を備え、iTunesなどでエンコードした128KbpsのAACフォーマットの音楽ファイルを再生できる。端末を閉じた状態で、連続再生や音量調整、次曲/前曲へのジャンプが可能だ。「F901iに付属するものと同じminiSD管理ソフトを同梱する」(説明員)といい、iTunesからの曲の書き込みを手軽に行える(2004年12月の記事参照)。
ボディカラーはピンクゴールド、ホワイト、ブラックの3色。若い女性をターゲットにした端末で、「安心」「安らぎ」「癒し」がコンセプト
AACエンコードした音楽ファイルの連続再生が可能(左)。デコメール用テンプレートにはあっきう(2004年11月の記事参照)とiモードスタイル編集者の近藤氏がお目見え
ハーフミラータイプの背面ディスプレイと、丸みを帯びたラウンド&スクウェアのデザインが特徴。「トータルコーディネイト機能」を備えており、端末カラーに合わせて待受画面、時計表示、電池アイコン、メニューアイコン、スクリーン配色を一括設定できる。
撮影補助用ライトは、背面液晶部分にさりげなく装備(左)。背面液晶の上下にはハーフミラーコートが施され、「ちょっとした身だしなみチェックはできる」(説明員)
トータルコーディネートの選択画面。ここで好みのものを選ぶと、メニューや待ち受け画面、背面液晶の表示、バッテリーマークなどが一括変更される
5パターンのアニメーション映像と、サブディスプレイに表示される光を組み合わせて“癒し”を演出する「リラックスモード」も搭載するなど、インタフェースにこだわった。
音と映像で癒し効果を演出するリラックスモード。5種類のモードが用意され、時間は3種から選べる
リラックスモード時には、こんな映像が流れる(左)。端末を閉じると背面ディスプレイに1/fゆらぎの光が表示され、眺めていると癒されるという
本体側面には「ワンタッチアラーム」ボタンを搭載。1秒以上長押しすると、80デシベルのアラームが作動して自分の居場所を知らせる。
サイドキーを長押しするとアラームが鳴るワンタッチアラームは、非常事態が起こったときに役立つ(2004年3月の記事参照)。「着メロの音量72デシベルより大きな音を設定している」(説明員)。誤って押した場合の対応を想定して、徐々に音量が上がるステップトーンにも設定可能。なお、マナーモード時にはワンタッチアラームは働かないが、オリジナルマナーモードの設定を行えば、マナーモード時にも鳴るようにカスタマイズできる
このほか、プリインストールされた50曲のデコメール専用メロディを、従来より容易にデコメール添付して送れる「メロデコ」機能も搭載している。
端末の左側面にはマクロ切り替えスイッチ、右側面には上下キーを装備
端末名 | F700i |
---|---|
サイズ | 48×100×25ミリ |
重さ | 122グラム |
連続通話時間 | 140分 |
連続待受時間 | 約550時間 |
連続テレビ電話時間 | 95分 |
カメラ | 有効画素数128万 CMOS、インカメラ32万画素CMOS |
メインディスプレイ | 約26万色 2.2インチTFT液晶(QVGA) |
サブディスプレイ | 0.9インチ97×37ピクセル モノクロSTN |
外部メモリ | mini SD |
ボディカラー | ホワイト、ピンクゴールド、ブラック |
発売時期 | 2月10日(全国一斉) |
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