80バイトに思いを集約 韓国の顔文字:韓国携帯事情(1/2 ページ)
韓国のユーザーも日本同様、メッセージを頻繁にやり取りする。特に旧暦正月やバレンタインなどのイベントの際には、見るだけで楽しく個性的なお祝いメッセージが飛び交う。
「夕方いきなり仕事が増えて残業中今日の飲み会1時間くらい遅れそうごめんねなるべく早く行くから」──。
句読点もなく、びっしりと書かれたSMS。韓国では決して珍しいものではない。40文字80バイトで30ウォン(約3円)、それを超えると50ウォン(約5円)の「長文メッセージ料金」が追加されるSMSでは、簡潔な文章でいかに多くを表現できるかが勝負となる。そのためやり取りされるメッセージは、略字や顔文字の宝庫となっている。
省略語・顔文字を駆使
顔文字(韓国では「イモティコン」という)は基本的に、記号を組み合わせて表現する場合が多いが、プロ野球の松井秀喜選手の顔を表現した「にしころ」のように、ハングル文字で顔を表現する場合もある。日本語を記号として表示・入力できる端末も多いので、日本語を駆使した顔文字も頻繁に使われている。
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凝ったイモティコンは携帯電話で直接入力するよりも、NateやDaumを始めとしたポータルサイトやキャリア、端末メーカーのWebサイトから送るのが一般的だ。各サイトに携帯電話用サービスページが用意され、着メロや壁紙、操作音のダウンロード、SMS/MMS送信など多様なサービスを提供している。イモティコンも「朝の挨拶」から「祝賀」「ごめんなさい」まで、様々なカテゴリに豊富な種類が用意されている。今や韓国ユーザーの必需品だ。
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