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800MHz対応でエリア拡大──「901iS」5機種登場
ハイエンドFOMAの夏モデルとして登場する「901iS」シリーズは、5機種すべてがおサイフケータイ。800MHz対応により、山間部のエリアが拡大する。
NTTドコモは5月17日、FOMA 901iシリーズ(2004年11月の記事参照)の後継となる「901iS」シリーズ5モデルを発表した。
「ボーナス商戦をターゲットに発売」(ドコモ)する予定。価格は従来の90xシリーズ並みとなる。
左から、N901iS、F901iS、P901iS、SH901iS、D901iS (C)1987-2005 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
901iSシリーズは、5機種すべてがFeliCa機能を装備したおサイフケータイ。ほかにも共通機能として、PDFビューワの搭載(3月9日の記事参照)800MHz対応(2004年11月の記事参照)により山間部へもエリア拡大した「FOMAプラスエリア」、音声通話中にテレビ電話へ切り替えられる機能などが挙げられる。
端末はそれぞれ、記録400万画素(有効200万画素)カメラを搭載したスライドボディの「D901iS」、指紋認証に加え、端末の開閉によるロックに対応した「F901iS」、フルブラウザ搭載で「ドラゴンクエストII」をプリインストールした「N901iS」、316万画素カメラ搭載でムービー撮影時の手ぶれ補正機能を盛り込んだ「SH901iS」、顔認証とパスワードの2つのセキュリティモードを備え、SD-Audioに対応する「P901iS」。
D901iS、F901iS、P901iSの3機種は自動時刻補正機能に対応。携帯の電源を入れるだけで自動的に標準時刻を取得する。またN901iS、P901iS、SH901iSの3機種は、メニュー画面の複数のアイコンをiアプリから一括してダウンロードし、一度に設定することができる。
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