従来のCMOSより進化、使い勝手に工夫も――902T:ケータイカメラ画質研究ラボ(3/5 ページ)
東芝製ボーダフォン端末「902T」。画質こそCCD搭載機のトップクラスに及ばないが、従来のCMOS端末に比べると進歩が見える。使い勝手も工夫されている。
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曇天下で低コントラストのシチュエーションではあったが、「EXILIM S20」の画像と比べてみるとやや色が浅くてはっきりしない感じがある。CMOSセンサーっぽい絵になっている――ということはいえるだろう。でもディテールの描写はなかなかで、特に鮮やかな絵がほしいというのでなければそう悪い結果ではない。
次はあずまや。こちらも天候の都合上、曇天下でどんよりした日なのが残念。
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こちらも悪くはないが、ちょっと色が浅くて艶やかさにかける。ただ露出は問題ないし、悪い写りではない。CCD搭載機に比べると地味かなというところ。まあ、ここは好きずきもある。ただダイナミックレンジはちょっと狭めか。
一応青空っぽい写真も。といってもカラッと晴れてくれたわけではない微妙な晴天だが。
晴天下では、なかなか鮮やかな写り。もうちょっとディテールがシャキッとしてるといい感じだが、がんばって色を乗せましたという感じはする。中間調がもうちょっときれいに出るといいのかも。
1つ付け加えると、晴天下だと液晶モニタがちょっと見づらかった。逆光気味だと、ほとんど「撮ってみないと分からない」という状態だったのは残念。
ほかにもいくつか屋外作例を。
公園の遊具。白いところがトビ気味だがまあこういうシーンではある程度はしょうがないところ。
AFの効果が出た1枚。しっかりと手前の花にピントが合い、背景がぼけている。背景の木々に見られる暗部の黒ツブレは気になるものの、なかなかきれいな写りを見せてくれた。
ではマクロものを。
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