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新世代PDAも、カメラだけ見れば残念なでき――M1000:ケータイカメラ画質研究ラボ(4/4 ページ)
強力な通信機能やら、PCとの連携やらで注目を浴びる「M1000」だが、カメラ機能はどうか。チェックしてみると、使い勝手、画質ともに残念な部分もある。
白熱灯の色かぶりはないけれども、細かい砂のようなノイズや色の浅さ……特に赤がきれいに出てないのが気になる。パンフォーカス的にぎりぎりの距離で撮っているため、ややボケ気味なのはご容赦を。
さらにロウソクの光だけにしてみる。ライトを使った作例がないのは、ライトを内蔵していないため。
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通常モードだと、あまり感度を上げずシャッタースピードもそこそこでとどまるため、暗部が黒く締まった絵になっている。しかしナイトモードにするとシャッタースピードが遅くなるおかげで全体にコントラストが浅く、ハイライト部が派手に白飛びした絵になってしまった。
マクロモードがないため、以上で作例は終了となる。
CMOSセンサーとはいえかなり残念な出来
冒頭に書いたように、M1000は液晶画面も大きいし、撮った写真を比較的自由にネットワークに載せられるので、その気になればいろんなことができるはず。パッと考えただけでも、訪れた場所で写真ブログを書いたり、オンラインプリントの注文をしたりできそうだ。
だが、残念ながらカメラにはあまり力が入っていないように見える。最近のハイエンド端末なら、CMOSセンサーを搭載していてももっと色が鮮やかで、ちゃんとした画像を撮れる機種もある。M1000の画質は「CMOSセンサーを搭載した普及型端末」よりちょっと落ちる程度。
潜在的に秘めた利用シーンを考えると、画質面でも使い勝手でも、残念といわざるを得ない。
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