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東海エリアのドコモショップがWinnyで情報流出
NTTドコモ東海は、静岡県内のドコモショップでユーザーの個人情報が流出したと発表した。スタッフのPCがWinnyのウイルスに感染した。
NTTドコモ東海は11月10日、代理店契約を結ぶ静岡県内のドコモショップでユーザーの個人情報が流出したと発表した。スタッフが自宅で使用する個人所有のPCがWinnyのウイルスに感染し、内部に保存していた情報が流出した。
同社が社外に依頼して随時実施しているネットワーク調査の結果、10月18日に個人の情報93件、法人情報207件がファイル交換ソフトを通じてインターネット上に流出していることが判明した。対象となるデータは、ドコモショップで管理していた個人の名前、住所、携帯番号および企業名、担当者名、携帯番号。クレジットカード番号や銀行口座番号は含まれていないという。
対象ユーザーには個別に連絡をとり、事情の説明を行う。またユーザー情報保護のため代理店やグループ企業にも指導、監督を強化していくという。
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