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ドコモ、“使い過ぎると発信停止”の新プラン──「ファミ割ワイドリミット」
NTTドコモは3月1日から、利用上限額を超えると発信停止する機能を備えた新プラン「ファミ割ワイドリミット」を提供開始する。ファミリー割引との組み合わせで安価に導入できる。
NTTドコモは3月1日から、利用上限額を超えると発信停止する機能を備えた新プラン「ファミ割ワイドリミット」を提供開始する。対象となるのは、中学生以下、60歳以上のシニア、ハーティ割引対象者。申し込みは2月20日から受け付ける。
ファミ割ワイドリミットは、ドコモがシニアやキッズ向けに提供している月額1575円の「ファミ割ワイド」(2005年10月の記事参照)に105円を追加した金額で、上限設定機能を利用可能にする料金プラン。月額基本利用料は1680円で利用上限は1000円(30秒あたりの通信料は26.25円)。ファミリー割引やパケットパック、ゆうゆうコール、eビリングとも併用も可能だ。
ドコモは上限額の設定が可能なプランとしてほかにも、月額基本料4410円の「タイプリミット」を提供している。プラン選びについてドコモは「通話だけで比べると、1カ月で23分以上通話するならタイプリミットがお得」(ドコモ広報)と説明している。
なお利用上限を超えると、上限額を超えたおよそ3時間以内に発信やパケット通信が停止するが、110番・118番・119番への発信は行える。上限額は1000円単位で1回あたり最大9000円まで追加可能。追加はリミットサービスセンター(*8187)への通話かiモードから行える。アクセスは「iMenu」→「料金&お申込」→「料金の確認・お支払い」→「リミット上限額確認&追加」から。
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