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薄さ14.9ミリの3G携帯「804SS」を試す──基本スペックと外観「804SS」レビュー(2)(1/2 ページ)

薄さ14.9ミリというスリムなボディと多機能さを併せ持つサムスン電子製のボーダフォン端末「804SS」。レビューの第2回では、外観と基本スペックを見ていく。

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 薄さ14.9ミリ、重さ約98グラムというスリムなボディの中に、さまざまなハイエンド機能を詰め込んだ「804SS」(記事一覧参照)。レビューの第2回では、基本スペックと外観をチェックする。

→「804SS」レビュー(1):ユーザーインタフェース

→「804SS」レビュー(3):AV機能

→「804SS」レビュー(4):日本語入力

薄さが際だつ、ハイエンド3Gモデル

 804SSは、W-CDMAとGSMのトライバンド(900/1800/1900MHz)に対応したボーダフォンの3G端末。開発を手掛けたのは世界の端末市場シェアでトップ3に入るサムスン電子だ。

PhotoPhotoPhoto 少々幅が広く見えるデザインの「804SS」。端末が開く角度は自由に調整できず、閉じるか開くかのどちらかになる

 最大の特徴は、3G最薄をうたうボディデザインで、厚さはカタログスペックで14.9ミリ。スクエアでフラットなデザインのせいか幅が広く見えるが、実際のスペックは50ミリで許容できる範囲だ。薄さが幅や高さとのトレードオフにはなっておらず、重さも約98グラムと2Gを含めたボーダフォンの現行ラインアップの中で最軽量だ。

PhotoPhoto 側面から見ても、突起部がほとんどない。左側面には上キー、右側面にはシャッターキーとBluetooth以外の外部接続のすべてを兼ねる独自コネクタが準備されている

他キャリアの3G携帯とのサイズ比較
端末名 厚さ 重さ
804SS(ボーダフォン) 14.9ミリ 約98グラム
SH702iD(ドコモ) 19.9ミリ 約89グラム
prosolid II(ドコモ) 16.7ミリ 約99グラム
W41SA(au) 21ミリ 約108グラム
W31T(au) 20ミリ 約116グラム
Photo
左から厚み18.3ミリの「P902i」(記事一覧参照)、16.8ミリの「P504i」(2002年6月の記事参照)、14.9ミリの804SS、15ミリの「TK31」(記事一覧参照)。薄型2G端末として注目を集めたP504iと比べても確実に薄く、これまでカメラ付き携帯で最薄をアピールしていた厚さ15ミリの「TK31」(2G)も、ヒンジ寄りの部分は804SSより厚みがある
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