「SH902i」が巻き返しトップに――「W43T」がトップ10登場:携帯販売ランキング(4月24日〜4月30日)
ドコモとボーダフォンで、トップに変化があった。auのランキングには新顔が登場。「W43T」がトップ10に入ってきている。
4月25日に「SIMPURE N」が全国で発売になった。販売成績を上げにくいローエンド端末だが、NTTドコモのランキングに食い込めるか。
なお、ゴールデンウィークをはさんだため従来金曜日に発表する携帯販売ランキングを、月曜日に発表している。今回のランキングは、4月24日から4月30日までのランキングとなっている。
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ドコモのランキングに、変化があった。このところパナソニック モバイル端末である「P701iD」「P902i」の2機種が好調だったが、ここにきてシャープ製「SH902i」(右写真)が巻き返した。SH902iが久々のトップに立ち、先週トップだったP701iDは3位にまで落ちている。
以下は、順位が入れ替わっているが顔ぶれは先週と同じ。2004年と比較的古くに発売された“FOMAらくらくホンII”こと「F881iES」が、8位から6位に上昇しているのがやや目立つ。SIMPURE Nは、残念ながら初登場でランク入りとはならなかった。
auは、「W41CA」が王座に君臨している。その下に1X端末である「A5518SA」や、新色“ピンク”が追加された「A5517T」が続いているが、W41CAにはかなわないようだ。
4位、5位は先週と同じまま。その下に注目の新機種「W43T」(左写真)が上がってきた。3Dナビサービスに対応した端末で、先週初登場で惜しくもトップ10入りを逃したものの、その時点で11位につけていた。今週に入って5つランクを上げて、6位に姿を現すこととなった。
ツーカーのランキングは、首位に変化なし。プリケーセット対応の「TK51」(右写真)が強く、1位の座を譲らずにいる。ただ、ツーカーのランキングは不思議と2位が入れ替わりやすい。
先々週、6位に落ちていた「TK51」は、先週2位にまで復帰。ところが今週に入って急落し、トップ10圏外に消えてしまった。来週には復活してくるのか、波の激しい端末だ。ちなみに今週2位の「TS41」も8位からの大幅ランクアップで、やや不安定なランキングになっている。
ボーダフォンは、トップが変わった。このところトップを堅持していた音楽ケータイこと「803T」が首位を陥落し、変わってトップに立ったのはPDCの「V604SH」(左写真)。ボーダフォンランキングはPDC端末のハイエンド機種が好調な販売成績をあげる傾向があるが、今回もそうなったようだ。
一方で、3G端末のハイエンドである「904SH」も順位を上げてきた。先週4位から3位へ、ジワリと上昇している。ほかに目に付いた動きとしては、プリペイド携帯“enjorno”こと「V102D」が、先週12位からトップ10に入ってきている。
今週は、新たに発売される端末はなし。しばらくは新機種リリースがないと予想されるが、JATEを通過した新機種が多いことから、もうしばらく待つと各キャリアから多くの発表がなされると推測できる(5月1日の記事参照)。
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