写真で解説する「G'zOne W42CA」(2/2 ページ)
「G'zOne Type-R」ファン待望のWIN版として登場した「G'zOne W42CA」。Type-Rのいかにも“タフ”な印象とは少々趣向が変わって、より洗練された印象を受ける。
Type-Rからのスペックアップポイント
WINシリーズの仲間入りを果たしたG'zOneは、もちろん、WIN端末にふさわしいスペックを備えている。カメラはType-Rの128万画素から207万画素になり、シーンに合わせた設定が簡単に選べる「ベストショット」機能や、四角いものを斜めから撮影しても長方形に補正できる「ビジネスショット」機能を追加。メインディスプレイも2.2インチから2.4インチに拡大している。
データフォルダは最大約12.8Mバイトから最大約50Mバイトにアップ。さらに、外部メモリーとしてmicroSDが使えるようになった。こうしたメモリー容量の増加を生かしたのが「ICレコーダー」機能だ。最長で3時間まで録音でき、もはやケータイのオマケ的機能ではなく実用十分なものだといえる。また、EメールやCメールの保存件数、スケジュールの保存件数なども増えている。PIMデータの送受信や、「EZテレビ番組ガイド」に対応したテレビ/ビデオ/DVDの操作などもできる赤外線通信機能も標準装備する。
また、W42CAにはカシオ計算機の代表的な製品の1つである電子辞書も1機能として搭載している。英和、和英、国語辞典に加え、ビジネスキーワード、スポーツ用語と英会話のフレーズ集という盛りだくさんな内容だ。普段身に付けているケータイに電子辞書が内蔵された点は、いつも電子辞書を持ち歩いているユーザーにとっては朗報だろう。
もちろんWIN対応を果たしたことで「PCサイトビューアー」も標準搭載している。パケット定額プランを活用すれば、PC用のWebサイトも活用できる。さらに、なかなか実用的な機能として「Wシーン設定」も用意した。「アドレス帳」「スケジュール」「待ち受け画面」「着信音」「配色設定」をまとめて2つのシーンとして設定可能で、[*]キーの長押しによりいちどに設定を切り替えられる。
そのほか「Hello Messenger」や「EZナビウォーク 声de入力」「GLOBAL EXPART」など、最新WINラインアップと同様のauサービスに対応。もちろん「LISMO」(au LISTEN MOBILE SERVICE)にも対応しており音楽再生機能も備える。ちなみに着うたフルなら本体を閉じた状態で最長15時間の連続再生が可能だ。
関連記事
- タフネスケータイ「G'zOne」がWINに進化──「G'zOne W42CA」
G'zOneシリーズがついにWINに昇華した。LISMOやHello Messengerなど、トレンドスペックを搭載し、もう一つのカシオ製端末の顔としてのデビューだ。 - ウォークマン携帯、防水WINも──KDDI夏モデル7機種登場
KDDIの夏モデルはWIN6機種+1Xが1機種。WINモデルは防水タフネスケータイやウォークマンケータイなど、独特なモデルを備えた。 - G-SHOCK携帯が折りたたみ型で復活──「G'zOne TYPE-R」
4年ぶりに待望の新モデル登場──KDDIがカシオ計算機製のタフネス携帯「G'zOne TYPE-R」を発表した。耐衝撃性に優れ、防水性はJIS保護等級7相当。メガピクセルカメラに電子コンパスも備える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.