調査リポート
次期W-ZERO3シリーズに何を望む?:PHS販売ランキング(8月28日〜9月3日)
シンプル京ぽんとnico.の2強体制が固まってきたウィルコム端末の販売ランキング。順位変動の動きが鈍くなってくると「そろそろ新モデル、出ないの?」とも思えてくるわけだが、今回はどのような結果となっただろうか。
今回のウィルコム端末販売ランキングは、シンプル京ぽん「WX300K」が相変わらず王座に、次いで「nico.」が入った。
「W-ZERO3[es]」(写真)はやや勢いが落ちてきたのか、洋ぽん「WX310SA」に3位を奪われ、4位に落ちた。5位の「AH-J3003S」は、事業所用コードレスシステムのPBXに登録すると無線子機として利用でき、業務向けのセキュリティ機能も備える2004年7月発売のストレート型端末だが、なぜここにきてランクインしてきたのかは不明。企業による大量導入などがあったためだろうか。
ところで[es]の勢いが落ちてきたところで出すのはアレなのだが、以前募集していたW-ZERO3[es]の購入意向に関するアンケート結果が出たのでお伝えしよう。
この結果から、「買う」/「買わない」/「検討する」に分類すると、なんと約3割の読者が「購入する」意向を示したことが分かる。
14%の「興味はない」層を取り込むのはやや困難と思われるが、16%の「実機を見て検討する」層、32%の「“興味はある”が買わない」層の存在は大きい。その興味が物欲が沸くほどにまで昇華すれば、新たなW-ZERO3シリーズが登場する際には大きな購入予備軍となりえるだろう。次期W-ZERO3では、このような“興味を持った”層も取り込める機種の登場に期待したい。
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