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意外とあなどれないよ、このカメラ機能──「FOMAらくらくホンIII」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)
今回はちょっと趣向を変え、読者が“親など”に買ってあげるのに適する「FOMAらくらくホンIII」を試した。“カメラも重要”という年配ユーザーなども納得できる出来なのか、その使用シチュエーションを考えながらチェックしてみよう。
ディテールはつぶれるが発色はけっこうきれい
ではさっそく作例を見ていこう。おなじみの黄色い象のすべり台とあずまやから。
撮影日はよく晴れた秋晴れの日。かなりきれいに撮れた。じっくり見るとディテールはかなりつぶれてしまっているが、この端末を使用するユーザーを考えると解像度の高さよりも色がきれいに出る方が重要だ。
続いて青空を。
青空もきれいに出る。明るすぎるとちょっとくすんでしまうのは仕方がないところか。ただ130万画素CMOSセンサーそのものも、以前、他機種で搭載されていた同クラスのものと比べるとかなりきれいになったと思う。
本機は130万画素モードでも2倍のデジタルズーム機能が使える。もちろん画質はその分荒れてしまう(背景などは絵画調になってしまうほどだ)が、時として便利に使えるものでもある。接写モードで撮影した作例は下記の通り。
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