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“切り取り”を行うとリセット──「W43S」に不具合、ソフト更新を実施
2006年au秋冬モデルの人気機種「W43S」に不具合が発生することが28日、分かった。文字列の「切り取り」を行うとリセットされるなどの事象が判明し、同日よりソフトウェアアップデータの提供を開始した。
KDDIは9月28日、ソニー・エリクソン・モバイル製「W43S」に不具合が発生することが確認されたと告知。事象改善済みソフトウェアの提供を開始した。
不具合内容は大きく2種類。
1つ目はW43S以外のメモリースティック Duo対応機種(W21S、W31S、W32S、W41S、W42S)で受信したEメールをメモリースティック Duoに保存し、W43Sでメモリースティック Duo内のEメール受信ボックスにアクセスした場合の事象。
- メール受信ボックス内のメールが「重複して表示」される
- メモリースティック Duo内のEメール受信ボックスにアクセスすると「読込中」表示のままとなる
事象が発生しても、Eメールデータが毀損したり消失したりすることはないとし、「読込中」表示のままとなった場合、電源の入れ直し、あるいはメモリースティック Duoを抜くことで待受状態に戻る。
2つ目はメールやメモ帳などの操作時に編集中の文字列のコピーや切り取りを行った場合の事象。
- 「切り取り」を行うと電源がリセットされる場合がある
- コピーした文字列を「貼り付けできない」場合がある
同社は事象改善済みソフトウェアを本日28日より提供。本体機能の「ケータイアップデート」より行う。更新にかかる情報料、通信料は無料。所要時間は最大15分程度。
ケータイアップデート | ||
---|---|---|
自動更新 | auからの「ソフトウェア更新のお知らせ」を受信した場合に更新 | |
自動更新型 | 「お知らせ」を受信した時に自動的に更新 | |
ユーザー認証型 | 「お知らせ」を受信したときに確認画面を表示 | |
手動更新 | ソフトウェアを更新する必要があるかをチェックして実行 待受→[センター]キー→機能/設定→ユーザー補助→ケータイアップデート→アップデート開始 |
W43Sは、2006年au秋冬モデルの1機種として9月14日に発売された端末。発売当初より人気を得、9月第3週の販売ランキングで首位を獲得している。
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