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初登場1位の「W43S」、長期人気の予感携帯販売ランキング(9月11日〜9月17日)

番号ポータビリティ開始まであと1カ月。その“先手”を打ったauの秋冬モデルの販売が今回より始まった。さて今回の携帯販売ランキングはどのような結果となっただろうか。

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販売店も望む「早く新機種発表して!」

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 902iシリーズがいまだ売れている。今回は首位に「P902i」(写真)、2位に「N902i」、5位に「SH902i」、7位に「D902i」と、トップ10圏内に4機種もランクインした。

 902iSシリーズの登場により新規価格が1万円ほどに値下がりし、割安感も出た2005年12月発売の902iシリーズだが、旧機種が9月末になってもランキングの上位を占めるほど売れている現象は、やはり盛り上がりに欠ける傾向だと言わざるを得ない。

 なお、702ixシリーズ各モデルも8月末より発売されている。2006年9月末現在の新規価格は2万円ほど。前人気が高いモトローラ製端末「M702iS」「M702iG」はまだ登場していないが、このシリーズもやや割高と思われているせいか販売数には繋がっておらず、TOP10圏内には入れない結果となっている。同時期に発売(9月1日)された「FOMAらくらくホンIII」は今回4位と順調な売れ行きを見せていることを考えると、反応の鈍さがやや目立つ。

 ドコモの次期主力モデル「903i」シリーズは近日の発表が予想されている。先手を打って発表し、すでに販売され始めたKDDIの2006年au秋冬モデルとは異なり、「番号ポータビリティに向けて気合いを入れたいのはやまやまなのですが、強くプッシュできる商材が(まだ)ないのです」と某店の携帯売り場店員が嘆いていたのが印象に残るが、10月に入ってどういった動きを見せるのか注目したい。


初登場1位の「W43S」、長期人気の予感

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 先手を打って新モデルを発表したau。今回、9月14日発売のソニー・エリクソン・モバイル製端末「W43S」(写真)が初登場1位を獲得した。

 2位には前回1位だった京セラ製端末「W42K」、3位に「ウォークマンケータイW42S」、4位に日立製作所製端末「W42H」、5位にカシオ計算機製端末「W41CA」がランクインした。au端末の場合は、秋冬モデルの登場直前から1世代前の2006年夏モデルも1円(新規)で販売(W42K、W42H、A5521K、W33SA IIなど)する店舗が多く見られ、これら端末もランキング上位に入る結果が出ている。

 2006年au秋冬モデルの中でも前人気の高かったW43S。夏モデルのW42Sは初登場1位を獲得後、2006年9月現在も常にランキング上位に位置するほど支持を得た端末だが、W43Sは果たしてどのくらいユーザーの支持を得るだろうか。次回以降のランキングに注目していきたい。

 なお、W43S以降の秋冬モデルは21日に進化したワンセグ端末「W43H」と望まれる機能をバランスよく搭載する「W43CA」が発売された。これらも前評判が高かった端末であるため、次回のランキングでどの位置に付けてくるか楽しみだ。


意外と売れた、705SH+iPod nanoのセットパッケージ

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 「705SH」と「905SH」が相変わらず強いボーダフォンの販売ランキング。新端末の発表を控えているドコモと同じく、ボーダフォンも発表間近と予想されている。

 さて今回のサプライズといえば、「705SH スーパーボーナス+iPod nano」のランクインが挙げられる。705SH スーパーボーナス+iPod nanoは新iPodシリーズの発表と同時に発売された新iPod nano(2Gバイトモデル)と705SHをセットにしたパッケージだ。

 購入には同社が9月に開始した新たな割り引きサービス「スーパーボーナス」の加入が必須となる。iPod nano新モデルと、もともとボーダフォンでは人気のある705SHとの組み合わせであり、iPod nanoの新規購入予定と705SHへの機種変更予定のタイミングがちょうど合ったユーザーも多かったのだろうか。


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