写真で解説する「D903i」(2/2 ページ)
2.8インチの大画面とスライドボディ、回転する十字キー「スピードセレクター」を継承した三菱電機製の「D903i」。着うたフルやWMA(Windows Media Audio)に対応、FMラジオチューナーやFMトランスミッターを搭載するなど、音楽機能を大幅に強化した。
一定時間操作がないと自動的にロックがかかる――進化した「プロテクトキーロック」
表に出ているボタンの誤動作を防ぐプロテクトキーロックは、待受画面中に一定時間操作がないと、自動的にロックがかかる「タイマープロテクトキーロック」を新たに装備。設定時間は10秒/30秒/60秒/90秒/5分から選択できる。
また、前モデルでは左側面の中ほどにあったワンプッシュオープンボタンが左側面の上方に移動した。「スライドを閉じた状態での通話中に、誤ってオープンボタンを押してしまうことがなくなる」(説明員)。
フルブラウザは新たに横画面の表示に対応。PDFビューアに加え、新たにWord、Excel、PowerPointを表示できるドキュメントビューアも搭載している。
Dの冬モデルが他メーカーに先がけて搭載したのが、かわいいキャラクターが画面を所狭しと動き回る「マチキャラ」。待受時やメール着信時、不在着信があった場合などに登場する。
待受画像とは別のレイヤーに存在しているため、お気に入りの待受画像+好きなマチキャラを設定することが可能だ。「ドコモダケ」「シャチ」「スケボーマン」がプリインストールされており、専用サイトから追加でダウンロードすることもできる。
デコメ絵文字でデコメールがパワーアップ
デコメールピクチャを絵文字感覚で使える「デコメ絵文字」にも対応。デコメ絵文字は、「デコメ絵文字ポケット」アプリを使用することで、簡単に検索や追加ができる。
日本語入力はATOK+APOTを搭載。ダウンロード辞書、文字入力時に左ソフトキーを押すことで「カナ英数」変換を簡単に行える機能も、前モデルに引き続き採用している。
カメラは、前モデルのオートフォーカス機構付き有効約200万画素(記録400万画素)スーパーCCDハニカムから、オートフォーカス対応の有効約320万画素(記録310万画素)CCDに変更され、手ブレ補正は、動画撮影時のみの対応になった。
なお、「FMラジオ」「ミュージックプレイヤー」「GPS」「フルブラウザ」は、スピードメニューボタン(前モデルのTV電話ボタン)を押すことで、素早く呼び出せる。また、スピードメニューボタンを長押しし、本体マイクに向けて「ラジオ」「ミュージック」「ジーピーエス」「フルブラウザ」と音声を入力することでも、各機能を呼び出すことができる。
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