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写真で解説する「708SC」
ストレートモデルの端末では世界最薄となる厚さ約8.4ミリを実現した「708SC」。胸ポケットに完全に収まるように、ランドエスケープ型液晶と名付けられた横長の液晶を搭載するなど、これまでにない端末に仕上がっている。
ストレートモデルの端末では世界最薄となる厚さ約8.4ミリを実現したのが、サムスン電子製の3G端末「708SC」だ。重さも約73グラムと軽量なことから、「胸ポケットに入れてもかさばらない。ビジネスマンに使ってほしい」(説明員)と、メインターゲットを設定する。発売は3月上旬以降を予定。
サイズのほかに注目を集めそうなのが、横長の液晶──ランドスケープ型液晶と名付けられたメインディスプレイだ。採用した経緯は「縦長の液晶だと胸ポケットからはみ出してしまう。しっかりと胸ポケットに収まるサイズにするため横長にした」(説明員)とのこと。薄さと同じくらい重要なコンセプトとして、胸ポケットに完全に収まることがあったようだ。
カメラは有効200画素CMOSで、Microsoft Word/Excel、PowerPoint形式のファイルが読めるドキュメントビューアを搭載。Javaアプリには対応していないものの、国際ローミング、デルモジ表示、レコメール、着うたフル、TVコール、トライリンガル(日本語/英語/韓国語)などのサービス・機能には対応している。
ボディカラーはブラウン、シルバー、ブルーグリーン、ロイヤルブルーの4色を用意したサムスン電子製の3G端末「708SC」。薄さもさることながら、高さも約112.4ミリとコンパクトだ(左)。裏面上部に有効約200万画素CMOSカメラを備える(右)
薄型化で犠牲になることの多いダイヤルキーだが、708SCはしっかりと押している感覚がある。ボタンが表に出ているストレートモデルということで、気になるのは誤動作だが、決定キー長押しでキーロックがかけられる。解除も同様。設定すれば、一定時間操作がないと自動的にキーロックが作動するようにもできる
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