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あれこれ楽しめる機能は継承。しかし、D902iSを超えたかというと──「D903i」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/4 ページ)
祝、販売再開──ということで、よりスリムになった三菱電機製のスライド端末「D903i」のカメラ機能をチェックする。前機種のD902iSから撮像素子がかなり変わったようだが、その写りはどう変化しただろうか。
では室内で撮ってみよう。
こちらは蛍光灯下で撮影。ちょっと色は浅めだが色の補正もほどよく行われ、バランスのよい絵になっている。
ただし、室内でのホワイトバランス補正はやや不安定なところもある。
白熱灯下で撮ると、かなり色かぶりしてしまった。それもオレンジ色ではなく、緑色が少しかぶっている。一方、ホワイトバランスを白熱灯下に合わせて撮ると、やや青が強く、ラバーダックの黄色がかすんでしまった。
蛍光灯下でも被写体の置き方によってホワイトバランスがくずれてしまう。
……という具合だ。まあ、D902iもD902iSも、室内のホワイトバランス補正に不安定さがあったので、そのへんは残念ながら受け継いでしまったということか。
ちなみにマクロ撮影では5センチまで寄れる。これは携帯カメラにしてはかなりの近距離で、小物をアップで撮りたい人にいい。
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