着うたフル、ビデオクリップの購入は新バージョンが必要に──au Music Port Ver.3.1
KDDIは3月22日から、PC向けの楽曲・データ管理ソフト「au Music Port」のアップデートを開始する。4月6日以降、LISMO Music Storeでの着うたフル、ビデオクリップ購入にはVer.3.1以上が必要になる。
KDDIは3月16日、PC向けの楽曲・データ管理ソフト「au Music Port」をVer.3.1にアップデートすると発表した。新バージョンは3月22日から提供を開始する。4月6日以降は、LISMO Music Storeでの着うたフルやビデオクリップの購入には、au Music PortのVer.3.1以上が必要になる。
au Music Portは、au携帯電話でダウンロードした着うたフルやLISMOビデオクリップをPC上でも管理できるほか、スケジュールやメールなどのデータをバックアップしておく機能を備えるツール。au Music PortからLISMO Music Storeにアクセスして、着うたフルやビデオクリップをダウンロードすることもできる。
今回のアップデートに合わせ、ビデオクリップのラインアップには約1000曲が追加される予定だ。なお、従来はビデオクリップ非対応機種のユーザーでも、au Music Port Ver.3.0を利用していればLISMO Music Storeでビデオクリップが購入できたが、4月6日以降はビデオクリップ対応機種のユーザーのみ、ビデオクリップを購入できる仕様に変更される。
変更の理由は「ビデオクリップ非対応機種のユーザーでも、PC上でビデオクリップを視聴したいというニーズがあると考え、au Music Port Ver.3.0では誰でもビデオクリップが購入できるようにしていた。ただ、実際には非対応機種のユーザーがビデオクリップを購入し、ビデオクリップを端末に転送しようとしてもできない、という混乱を招いていしまっていた。そこでビデオクリップ対応機種のユーザーのみ購入できるように変えることにした」(KDDI広報部)と説明している。
このほか新機種への対応や楽曲プロパティ情報編集機能の改善、システムの安定化なども行われている。
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