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インテリシンク、セキュリティ機能などを強化した「Intellisync Mobile Suite 8」を発表
インテリシンクは4月5日、セキュリティの強化やクライアントソフトの一新など、さまざまな改良を施した携帯端末向けのグループウェア連携ソフト「Intellisync Mobile Suite 8」を発表した。
インテリシンクは4月5日、セキュリティ機能の強化、Symbian OS S60 3rd Editionへの対応、クライアントソフトの一新など、さまざまな新機能を盛り込んだ、携帯端末向けのグループウェア連携ソフトのメジャーバージョンアップ版「Intellisync Mobile Suite 8」を発表した。5月15日から出荷する。
Intellisync Mobile Suite 8では、端末を紛失した際に、ユーザー自身がWebブラウザからデータの保護機能を起動したり、デバイスのリセットを行ったりできるほか、クライアントソフトを一新し、従来よりさらに使いやすく改良した。メーラーのサブフォルダの同期や表示などにも対応している。
またWindowsサービスとして実行可能にしたことで、セキュリティを強化。クーリエアカウント接続にも対応を果たした。Windows VistaやOutlook 2007、Exchange Server 2007、Windows Mobile 6にも対応予定だ。
販売は50ライセンスからとなるが、1ライセンスあたりの価格は以下の通り。
コンポーネント名 | 1ライセンスあたりの価格 |
---|---|
Intellisync Wireless Email | 1万2600円 |
Intellisync Device Management | 9450円 |
Intellisync File Sync | 9450円 |
Intellisync Application Sync | 1万6800円 |
なお、今回発表されたIntellisync Mobile Suite 8は、ウィルコムが4月3日に発表した企業向けのグループウェア連携ASPサービス「WILLCOM Sync Mobile」のプラットフォームとしても採用されている。
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