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「D903i」「F903i」の予測変換機能に不具合──ソフトアップデートで修正
NTTドコモは4月6日、三菱電機製の「D903i」と富士通製の「F903i」に搭載された予測変換機能の変換学習データがリセットされる不具合があると発表した。ソフトアップデートで対応する。
NTTドコモは4月6日、三菱電機製FOMA端末「D903i」と、富士通製のFOMA端末「F903i」の予測変換機能に不具合があると発表した。問題を修正するためのソフトウェアアップデートを同日付で開始している。対象台数はF903iが15万2000台、D903iが32万8000台。
D903iとF903iで発生する現象は、メール作成画面で、「ゎ」(小文字の「わ」)の変換候補として表示される文字や、予測変換候補に表示される「ヮ」「ゎ」「ワ」のいずれかを含む文字を選択した後、メール作成画面に戻ると、文字入力予測機能の「予測変換候補」に登録された変換学習データがリセットされ、初期状態に戻ってしまうというもの。変換した文字の選択を繰り返し、累計で数千文字選択したときにも、同様に変換学習データがリセットされてしまう。
このほかにも、より快適に端末を利用するための更新も含まれている。
ソフトウェアの更新には、ダウンロードの時間を含めて約17分から22分程度かかり、その間は端末の機能は使用できなくなる。更新に必要なパケット通信料などは無料だ。
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