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Sony Ericsson増収増益、単価下落も純利益は2倍以上

Sony Ericssonの1〜3月期決算は、売上高は前年同期比47%増、純利益も前年同期を大きく上回った。

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 Sony Ericssonが4月20日発表した第1四半期(1〜3月期)決算は、売上高は29億2500万ユーロで前年同期比47%増、純利益は2億5400万ユーロで、前年同期の1億900万ユーロの2倍以上となった。

 出荷台数は2180万台で、前年同期比63%増。アジア太平洋地域、中南米、欧州市場を中心に、ウォークマン携帯「W300」、「W200」、カメラ付き携帯「K310」などの中・低価格帯製品の販売が伸びており、その影響で平均販売単価(ASP)は前年同期の149ユーロから134ユーロに下落した。一方、粗利益率は前年同期の26.3%から30.3%に改善しており、Sony Ericssonではこれを、「より広い市場に対しアピールを強めながら、コスト管理および利益率の確保に注力した表れ」としている。

 Sony Ericssonでは、第1四半期には市場シェアを前年同期から2ポイント伸ばし、8%強のシェアを確保したとみている。

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