米Motorolaは4月25日、ベンチャーキャピタルMotorola Venturesを通じて、Vocera Communicationsに出資したことを明らかにした。Voceraは、胸などにつけられるワイヤレス「バッジ」を使い、施設内のWi-Fiネットワーク経由での通信を可能にする「Vocera Communications System」を開発している。
同システムは、Vocera System Softwareと軽量の音声コントロールバッジにより、病院、ホテル、図書館、小売店などの従業員が、互いにコミュニケーションをとりあったり、情報を入手可能なシステム。音声認識技術を採用しているため、両手がふさがった状態でも問題なく通信できる。
Motorolaは出資金額などについては公表していない。
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