「EM・ONE」用バックアップソフトとアップデーターを公開――イー・モバイル
イー・モバイルは、「EM・ONE」専用のバックアップソフト「Sprite Backup(S01SH版)」と、本体アプリケーションのバージョンアップソフトを公開した。
イー・モバイルは7月11日、同社スマートフォン「EM・ONE」(S01SH)専用のバックアップソフト「Sprite Backup(S01SH版)」と、本体アプリケーション用のアップデーターを公開した。どちらも無料で利用できる。
Sprite Backup(S01SH版)は、Sprite Software社製のWindows Mobile用バックアップソフト「Sprite Backup」をEM・ONE専用にカスタマイズしたもの。EM・ONEに保存しているデータ(PIN認証設定、APN設定、パスワードを除く)を1つのファイルに格納し、バックアップできる。バックアップ先は、外部メモリであるminiSDカードか本体メモリのどちらかで、復元する場合は本体メモリのみとなる。
ソフトウェアの容量は1.12Mバイト(CAB形式時)。miniSDカードにバックアップファイルを作成する場合、本体メモリは約10Mバイト以上、利用するminiSDカードにバックアップファイル容量+約5Mバイトの空きが必要。本体メモリにバックアップファイルを作成する場合は、バックアップファイル容量+約15Mバイト以上の空きが必要になる。
また、同時に公開されたアップデートソフトにより、本体アプリケーションを1.00から「1.01a」へとバージョンアップできる。アップデート内容は以下の通り。
- ワンセグ視聴ソフト「StationMobile for S01SH」の安定性を改善
- miniSD内の音楽ファイルを、Bluetooth経由で再生する場合の安定性を改善
- Windows Media Playerの動画の再生パフォーマンスを改善
- タッチパネルへの手書き入力の安定性を改善
- メール(Outlook互換)の定期受信の安定性を改善
- 内蔵スピーカーの音質を改善
- その他、動作の安定性を向上
アップデートソフトの容量は15.42Mバイト(EXE形式時)で、miniSDカードにダウンロードした場合は約40Mバイト以上、本体メモリへダウンロードする場合は約56Mバイト以上の空き容量が必要だ。
バージョンアップ前のバックアップは要注意
イー・モバイルでは、アップデートの前にSprite Backup(S01SH版)によるバックアップを推奨している。しかしSprite Backup(S01SH版)は、異なるバージョンのEM・ONEでバックアップし復元することをサポートしていない。そのため、旧バージョンのEM・ONEでバックアップしたファイルを、新バージョンのEM・ONEで復元した場合は、以下の操作を行うようアナウンスしている。
- 1:「スタート」→「プログラム」→「ファイルエクスプローラ」をタップ
- 2:画面右下にある「メニュー」をタップし、「すべてのファイルを表示」をタップしチェックをつける
- 3:画面上部に表示されるプルダウンメニューから「マイデバイス」をタップし、表示された画面内の「Windows」フォルダをタップ
- 4:表示されたフォルダ・アイコン一覧から「MoveLink2」をタップ(MoveLink2は画面を下にスクロールしていくと表示される。MoveLink2をタップしても何も反応しないが、ファイルは実行する)
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