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こんな使い方の“パケ死”に注意──TCAが注意喚起
思わぬパケット通信の使い過ぎによる高額請求が問題視される中、TCAが注意を喚起するWebページを立ち上げた。高額請求が発生するケースを説明するとともに、対応策を紹介している
電気通信事業者協会(以下、TCA)は、パケット通信の使い過ぎによる高額請求を未然に防ぐことを目的としたWebページを立ち上げた。
通信速度の高速化により、定額を前提としたコンテンツが増えるとともに、ユーザーがPCと接続して利用するケースが増加。TCAに“思いがけない高額請求を受けた”という相談が寄せられるようになったことから、注意を喚起するサイトを立ち上げたという。
サイトでは、パケット通信に関する
- 時間ではなく送受信するデータ量に応じて課金される
- ゲームなどのコンテンツの中には、情報料のほかに通信料としてパケット通信コストがかかるものもある
- PCに端末を接続して行うデータ通信は、パケット定額制の対象外となる(ウィルコムとイー・モバイルは定額プランを用意)
- 海外でのWebやメールの利用はパケット定額や割引サービスの対象外となる
などの、現状の仕組みや料金体系への理解をうながすとともに、各キャリアが提供するパケット料金の通知機能やパケット定額などの対応策を紹介している。
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