ウィルコムの有害サイトアクセス制限サービス、10月4日開始
ウィルコムは10月4日から、青少年の利用が禁止されている有害情報サイトの利用を制限する「有害サイトアクセス制限サービス」を開始する。料金は無料。
ウィルコムは、9月6日に発表したとおり、有害情報サイトへのアクセスを制限する「有害サイトアクセス制限サービス」を10月4日から開始する。月額利用料は無料。
有害サイトアクセス制限サービスでは、ウィルコム公式サイト以外の、出会い系サイトや成人向けサイトなどの有害情報サイトへのアクセスを制限する。URLのフィルタリングにはネットスターのデータベースを使用しており、ドコモの「iモードフィルタ」、ソフトバンクモバイルの「ウェブ利用制限機能」と同等の機能を有する。
対応機種は「WX320KR」「WX320T」「WX320K」「WX310SA」「WX310J」「WX220J」「WX321J」「9(nine)」(WS009KE)と、「W-ZERO3」(WS003SH/WS004SH)、「W-ZERO3[es]」(WS007SH)、「Advanced/W-ZERO3[es]」(WS011SH)。
申し込みは、ウィルコムサービスセンターに電話をするか、ウィルコムプラザ・ウィルコムカウンター、もしくは申込用紙の郵送で行える。量販店店頭では、新規契約か機種変更と同時の申し込みのみとなる。
なお高速化サービスやパケットOnlyサービスとの併用はできないほか、PRIN用アクセスポイント(0570-570-511/611/711/011)へのアクセスはできなくなる。またウィルコム以外のプロバイダ経由でインターネット接続した場合は有害サイトへの接続制限が適用されない。
携帯電話キャリア各社は、未成年者が有害サイトに不用意にアクセスするのを防ぐ取り組みを積極的に行っており、ウィルコムもこれに追随した形。ウィルコムも、未成年者の加入時などには有害サイトアクセス制限サービスの利用をするかどうか必ず確認を採るようにしていくという。
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