“漆器の小箱”に最新機能全部入り、スムースタッチが進化――「W54SA」
漆器の小箱をイメージしたボディに詰め込んだのは、ワンセグ、FeliCa、デジタルラジオ、Bluetooth、テレビ電話、au one ガジェット、進化したLISMO、3インチワイドVGA液晶、318万画素カメラといった最先端機能の数々――。それが三洋電機製の「W54SA」だ。ダイヤルキー部をPCのタッチパッドのように使えるスムースタッチも搭載する。
外見は落ち着いた和のテイスト、中には最先端機能を搭載――。これが三洋電機製のハイエンドWIN端末「W54SA」だ。デザインは、大切なものを入れておく漆器の小箱をイメージしており、彫刻刀で彫り込んだような側面のライン、紋様を模したフロントキーで“和のテイスト”を演出する。
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ディスプレイには、ワイドVGA対応の3インチIPS液晶を採用。480×800ピクセルの高解像度ディスプレイが、ワンセグを視聴しながら各種機能を利用する「マルチプレイウィンドウ」や、待受画面上に任意の機能をレイアウトする「au one ガジェット」利用時の利便性を高めるという。
EZ FeliCa、デジタルラジオ、ワンセグ、PCサイトビューアー、Bluetooth、AF対応の318万画素カメラなどのトレンド機能に加え、冬モデル向け新機能のau one ガジェットや「LISMO オーディオ機器連携」に対応。音楽は着うたフルやPC用音楽配信サイト「mora」からダウンロードした楽曲を聴くことができる。EV-DO Rev.Aへの対応により、下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの高速通信を利用可能。新たにテレビ電話にも対応した。
インタフェース面では「W42SA」で初搭載した、ダイヤルキー部分をPCのタッチパッドのようになぞって使える「スムースタッチ」を採用。EZwebやPCサイトビューアー、メールの閲覧時、アドレス帳検索時などのスクロールを指でなぞって行える。またダイヤルキー部を手書き入力エリアに見立てて、漢字やひらがな、カタカナ、英数字を手書きで入力することも可能だ。
機種名 | W54SA |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×109×18.9ミリ(暫定) |
重さ | 約144グラム(暫定) |
連続通話時間 | 検討中 |
連続待受時間 | 検討中 |
カメラ | AF付き有効318万画素CMOS(手ブレ補正対応) |
外部メモリ | microSD(別売り) |
メインディスプレイ | 約3インチワイドVGA(480×800ピクセル) |
サブディスプレイ | − |
主な機能 | 赤外線(IrSimple)、Bluetooth、LISMOビデオクリップ、EZ着うたフル、EZテレビ(ワンセグ)、デジタルラジオ、EZ・FM、EZナビウォーク、災害時ナビ、EZ FeliCa、EZニュースフラッシュ、EZケータイアレンジ、PCサイトビューアー、au one My Page、グローバルエキスパート、オープンアプリプレイヤー |
ボディカラー | 山吹、黒紅梅、白雪 |
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
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