ニュース
KDDI、「W53SA」のソフト更新を開始──電源リセットなどの問題を修正
KDDIが11月21日、三洋電機製WIN端末「W53SA」のケータイアップデートを開始した。添付ファイル付きメールを外部メモリへコピーした場合やEZニュースフラッシュ更新時などに発生する不具合を解消する。
KDDIは11月21日、三洋電機製の防水WIN端末「W53SA」のケータイアップデートを開始した。
今回のケータイアップデートで修正される問題は、
- 添付ファイル付きのEメール送受信データをmicroSDメモリーカードへ移動もしくはコピーした場合、正常に保存できない可能性がある
- EZニュースフラッシュの更新時 (自動更新や再設定時) に、電源がリセットする可能性がある
- 海水に浸すなど保証範囲外の使用により、まれにヒンジ部分が発熱する可能性がある
という3点。
具体的には、1のケースでは、添付ファイル付きのメールデータをmicroSDに移動/コピーする際に、microSDに添付ファイルと同名のファイルがある場合、microSDにファイルが作成できないことがある。データをコピーではなく移動した場合は、もとのデータは消えてしまうためデータが復旧できない。
2のケースでは、au Music Playerで音楽データの再生を開始した直後に終話キーを押した場合、その後のEZニュースフラッシュ更新時に電源が切れて再起動することがある。この現象が発生した場合、改善済みのソフトウェアへ変更するするまでEZニュースフラッシュが更新されない。
3のケースでは、真水・常温の水道水以外の液体をかけたり、それに浸したりした場合に故障して発熱することがある。ソフトウェアを更新することで、発熱に至る症状を予防する。
対象機種のユーザーには、後日ソフトウェア更新の案内を書面で送付するほか、深夜から早朝にかけて、端末の操作をしなくてもケータイアップデートが完了するよう「auからのお知らせ」を送信する。更新にともなうパケット通信料は無料。
関連記事
- 「W53SA」最新記事一覧
- auの「W53S」にキー操作まわりの不具合、ソフト更新で対応
auのソニー・エリクソン・モバイル製端末「W53S」に不具合があることが分かった。コンテンツ利用時にキー操作ができなくなることがあるもので、KDDIはソフト更新で対応する。 - 「W52SH」に一部データが削除できない不具合、ソフト更新で対応
auのシャープ製端末「W52SH」に不具合があることがわかった。オールリセット時にプライベートフォルダ内のデータや転送登録先の設定が削除されないなどの事象が確認されている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.