ソフトバンク、イー・アクセスのWiMAX陣営、新たに31社が参加
2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信の免許取得に向け、イー・アクセスとソフトバンクモバイルが中心となって立ち上げた企画会社「オープンワイヤレスネットワーク」(Open Win)に、新たに大手量販店ら31社が参加を決めた。39社連合で事業免許取得を目指す。
2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信の免許取得に向け、イー・アクセスとソフトバンクモバイルが中心となって立ち上げた企画会社「オープンワイヤレスネットワーク」(Open Win)に、新たに31社が参加を決めた。
参加企業はアイ・オー・データ機器、伊丹産業、エディオン、ケーズホールディングス、西武ホールディングス、TOKAI、東海ガス、名古屋プロパン瓦斯、パイオニア、ビックカメラ、ビック東海、ベスト電器、堀川産業、森ビル、ヤマサ總業、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、Cisco Systems、DIGIFRIENDS、Global Mobile、Sonus Networksほか7社。これまでにOpen Winへの参加を決めた8社はすでに出資を済ませているが、今回発表された31社については、OpenWinの事業免許取得を確認してから出資することになるという。なおOpen Winは、朝日ネット、Starent Networksほか1社が出資を検討していることも明らかにしている。
2.5GHz帯を利用した次世代高速無線通信の免許については、Open Winのほかにも、KDDIを中心にIntel Capital、JR東日本、京セラ、大和証券グループ本社、三菱東京UFJ銀行が参加する「ワイヤレスブロードバンド企画」、アッカ・ネットワークスとドコモが16社で連合を組んだ「アッカ・ワイヤレス」、次世代PHSの展開を目指すウィルコムが申請を済ませており、2つの枠を4社で争っている。
なお総務省は、「交付先が確実になった」と一部で報道されたことを発端に、審査の透明性を疑問視する声が上がったことを受けて、免許を申請した4陣営による公開討論会を11月22日に実施。Open Winは同日、31社の参加を発表した。
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