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ソフトバンクモバイル 「迷惑メールブロック」の自動設定などを開始、対策強化
ソフトバンクモバイルは2007年12月以降、迷惑メール対策を強化する。「迷惑メールブロック」の自動設定を開始するほか、「Outbound Port 25 Blocking」の実施、「なりすましメール」対策の強化などを順次行う。
ソフトバンクモバイルは、2007年12月から順次迷惑メール対策を強化すると発表した。
まず2007年12月中旬以降に、「基本オプションパック(SoftBank 3G)」(月額498.75円)または「S!電話帳バックアップ」(月額105円、別途月額315円のS!ベーシックパックへの申し込みも必要)に申し込むと、迷惑メールブロックの「ともだちメール安心設定」が「ともだちメールを優先受信」に、また「URLリンク付きメール拒否設定」が「特定URLを含むメールのみ受信拒否」に自動設定される。
また2007年12月から2008年3月にかけて、アクセスインターネットからの迷惑メール発信を規制する「Outbound Port 25 Blocking (OP25B)」を順次実施する。現在メールソフトを用いてアクセスインターネットからEメールを送信しているユーザーは、設定の変更が必要になる場合がある。
2008年3月下旬には、現在提供している、送信元メールアドレスのドメインを詐称したEメールをブロックする機能を拡張する。これにより、携帯電話およびPHSのドメインだけでなく、すべてのインターネットメールのドメインをチェック可能にする。
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