あの交差点、“今”混んでる?──業界初、交差点ライブ映像サービス「MapFan 交通 Flash」開始
地図サービス“MapFan”を展開するインクリメントPは、都内一般道交差点のライブ映像を配信する携帯サービス「MapFan 交通 Flash」を開始した。都内の主要30カ所の交差点にライブカメラを設置して展開する。
インクリメントPは12月17日、一般道交差点のライブ映像を配信するケータイサイト「MapFan 交通 Flash」を開始した。
交差点の混雑状況を約3秒間に編集し、5分間隔で更新。このピックアップする3秒も、画像認識技術を用いて“渋滞か否か”を識別したものになっているという。パッと見でどの方向が混雑しているのかを認識できるよう、通り名称や行き先名を表示する機能も設ける
MapFan 交通 Flashは、都内の主要交差点30カ所(開始当初)に設置したライブカメラで交通状況を映像でチェックできる業界初(2007年12月現在、同社調べ)のサービスとして展開する。
ライブカメラは交差点が見渡せる位置に1カ所ずつ設置。その映像を約3秒間のFlash動画に編集し、5分更新で配信する仕組み。カーナビゲーションで表示される渋滞情報を実映像で確認し、補える特徴がある。「VICSによる情報は時間差があったり、渋滞方向・箇所がずれていることもある。その点、実際のライブ映像も確認できることで、よりスムーズに渋滞を回避できる可能性も高まる」(インクリメントP)。
交通状況のライブ映像のほか、全国の高速道路や東京・名古屋・大阪地区の幹線道路の最新交通状況を簡易地図(デフォルメマップ)で表示する機能や現在地から空いている駐車場を探せる「駐車場満空情報」などの機能を用意する。
交通情報は同社で運用するカーナビゲーション向けサーバから配信するVICS渋滞情報を採用。操作インタフェースも、情報の見やすさや探しやすさを考慮したFlashメニューを用い、より少ないキー操作で利用できるよう工夫した。
対応機種はドコモのFlash対応FOMA端末。情報料は210円/月(税込み)。
アクセスは、iメニュー→メニュー/検索→交通/地図/旅行→交通情報→MF交通フラッシュ から。
関連記事
- 渋滞の先をケータイで“目視”──インクリメントP
渋滞中に「この先の交差点、どうなってるんだろう?」と思うことがよくある。「この目で確認できればいいのに」という要望に応えるサービスを、インクリメントPが年内にも開始する。 - ケータイ版「MapFan」、GPSによる足跡履歴表示機能「トラッキングモード」追加
- カーナビアプリ「MapFanナビークル」がバージョンアップ──VGA表示に対応
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.