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ドコモ、「N905i」「N905iμ」などのソフト更新を開始
NTTドコモは、NEC製端末「N905i」に液晶の照明設定が正しく行われなかったり、特定条件がそろうと再起動するなどの不具合があることを発表した。ソフト更新で対応する。
NTTドコモは12月19日、NEC製の「N905i」「N905iμ」「N902iL」向けのソフトウェアアップデートを開始した。
N905iの更新内容は、照明設定が正しく設定されなかったり、特定条件でバックライトが微点灯しないなどのディスプレイに関する不具合や、ディスプレイを表側にして端末を閉じる「ビュースタイル」時に端末が再起動してしまうといった不具合を改善する。
- 照明設定において「明るさ」を「自動調整OFF」に設定している状態でも、「地図アプリ」を起動・使用した後に、「自動調整ON」(照度センサーが反応する)設定状態になる。
- ワンセグビデオ再生中に音声着信やメール受信した後に、ワンセグビデオを終了して待受画面に戻った場合、一定時間経過してもバックライトが微点灯にならない。
- ビュースタイルの待受画面でiチャネルのテロップが表示されている時に、省電力モードで設定した待ち時間が経過し、ディスプレイがオフになった後、端末が再起動する場合がある。
また、次の内容がN905iとN905iμ共通の改善点としてアップデートに盛り込まれている。
- 電話発信画面にFlash画像を設定した場合、音声発信しても電話発信画面にFlash画像が表示されず、初期設定画像が表示される。
- エリアメール受信設定画面の説明文を変更。
そのほか、端末をより快適に利用するための内容が含まれているという。ソフトウェアの更新は、905iシリーズで搭載された自動更新機能を利用する。更新内容を午前3時ごろに端末が自動ダウンロードし、書き換えを行なう。更新時間は設定により任意に変更できるほか、従来どおり手動でソフト更新することも可能。更新に必要な時間は、N905iが約11分、N905iμが約10分。
N902iLの更新は以下の不具合を改善するもの。更新は端末のソフトウェア更新メニューから手動で行うか、更新日時を端末に予約して行う。更新時間は約15〜31分。
- 電話帳に登録しているポーズダイヤルを、電話帳もしくはリダイヤルから発信すると、ポーズ(p)部分でダイヤルデータを区切ることができずに、一度に送出してしまう。
- プレゼンス(*)登録端末が多い場合にSIPアイコン(**)が点灯しているにも関わらず、発着信ができない場合がある。
(*)プレゼンス:内線機能のひとつとしてあらかじめ登録を行うことで、端末個々の状態(在席、離席、取り込み中、会議中など)をグループで共有し、管理閲覧することが可能な機能。(**)SIPアイコン:内線として利用するサーバ(SIPサーバ)と端末との間で通信が確立している状態を表示するアイコン
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