ニュース
ドコモ、「P905i」「L704i」のソフト更新を開始
ドコモが12月25日、「P905i」「L704i」のソフトウェア更新を開始した。P905iの楽曲ダウンロードや待受画面などに関連した不具合と、L704iのマナーモードやキーロックに関連した不具合を修正する。
NTTドコモは12月25日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製のFOMA端末「P905i」と、LG電子製端末「L704i」のソフトウェア更新を発表した。P905iのソフト更新は、12月6日に発表されたブックマークやきせかえツールなどにまつわる不具合に続き2回目。
P905iのソフトウェア更新は、以下の2つの現象を改善する。
- 特定のフル楽曲コンテンツ(着うたフルやうた・ホーダイの楽曲)をダウンロードすると、ダウンロード完了画面で「再生」を選択した時に、「再生エラー発生 終了します」というメッセージが表示される場合や、ダウンロード完了画面を表示する際に、端末が再起動する場合がある
- 待受画面の画面表示設定を繰り返し行った後に電源オン/オフを行うと、待受画面の設定が最初に設定した画面に戻る
また、MULTIキーを長押しして「3G/GSM切替」の設定を行った際に、「GSM/GPRS」を選択すると「日本国内では圏外になります」という確認のメッセージを表示するよう変更が加えられる。
更新は従来どおり手動で即時更新を行うほか、あらかじめ設定した時間(初期状態では午前3時)に自動で書き換えを行うことも可能だ。所要時間は約19分。
L704iでは、以下の3つの事象の修正を行う。
- オリジナルマナーモード設定時、音やバイブレーターが設定どおりの動作をしない場合がある
- スライドを閉じた状態でキーロックを設定すると、メール着信音が鳴らない
- 伝言メモが背面スピーカーから再生される
なお、iチャネル契約者がL704iのソフトウェア更新を「予約」で実施する場合は、一旦iチャネルの自動更新を「停止」に設定しておく必要がある(「今すぐ更新」で更新する場合は設定変更は不要)。所要時間は約4分。
関連記事
- 「P905i」のブックマーク編集やコンテンツダウンロードに不具合──ソフト自動更新で対応
ドコモは12月6日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「P905i」向けソフト更新を開始した。個別課金コンテンツダウンロードする際や、ブックマークのフォルダ名を編集する際の不具合を解消する。 - ドコモ、「N905i」「N905iμ」などのソフト更新を開始
NTTドコモは、NEC製端末「N905i」に液晶の照明設定が正しく行われなかったり、特定条件がそろうと再起動するなどの不具合があることを発表した。ソフト更新で対応する。 - 「D905i」にiD関連の不具合、ソフト更新で改善――NTTドコモ
NTTドコモは三菱電機製「D905i」に、iD決済時にエラーが表示され、操作が終了しない不具合があると発表した。ソフト更新で対応する。また、NEC製「N904i」、富士通製「F903i HIGH-SPEED」のソフト更新も開始する。 - ドコモが「P903iX HIGH-SPEED」のソフト更新を開始──ミニコンポで録音した音楽の再生に不具合
NTTドコモは11月7日、HSDPA端末「P903iX HIGH-SPEED」のソフトウェアアップデートを開始した。パナソニック製ミニコンポでmicroSDに録音したデータを再生するとエラーになる不具合を修正する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.