レビュー
写真で解説する「P905iTV」(ソフトウェア編)(2/3 ページ)
なんとデカい画面か……。これぞ“VIERAケータイ”の本命──。現在、ワンセグ携帯最大の3.5インチフルワイドVGAディスプレイを搭載する映像ケータイが「P905iTV」。P905iと共通する部分も多いが、本機ならではの映像機能や横向きUI、そして圧倒的な存在感を備えて登場する。
ワンセグはメニュー以外に、ダイヤルキーの[カメラ]キーと側面の[TV/表示]キーの長押しで起動できる。iアプリ(Gガイド番組表リモコン)によるEPG表示や視聴・録画予約機能など、ワンセグの基本機能はP905iと同じだが、フレーム補間の「モバイルWスピード」用設定項目を新たに用意する。デフォルトでオンになっている
ワンセグを見ながらメール作成・送信も可能。ワンセグ起動中に「メール作成」を選ぶと下3分の1にワンセグ小画面を表示するメール作成画面が表れる。ワンセグ視聴中にメールが届くと、すぐメールをチェックできる画面へ移る設定も可能。チェックが終わったら面倒な操作なしに再開できる
カメラはAF付きの200万画素。P905iの510万画素カメラと比べるとかなりスペックが劣るが、横向きUIを備え、普通のカメラっぽく構えて使える(ただ、シャッターキーをやや中央寄りに配置するので指から少し遠いことと、閉じたままだと細かい撮影設定が行えないのは難点。側面キーでシャッターとズーム操作、静止画/動画/連写、アイコン表示/非表示の切り替えのみが行える)
メニューUIはテーマ別に上下と3列×4行のものを用意。大きな文字サイズととも容易に操作できるにシンプルメニューや“P”端末でおなじみの、好みの機能を登録しておけるプライベートメニュー(メニューキー2回押しで表示)もある。なお、これだけ大きいサイズのディスプレイを採用するのであればタッチパネルを備え、直接、指でも操作できるようになっていてほしかった
横からののぞき見を防ぐための「ビューブラインド」機能を備える。有効にするとややコントラストが落ちて白っぽい画面になる。斜めから(つまり他人が)見ると内容が判別しにくくなる仕組みだ。ビューブラインドはすべての画面に対して有効となり、効果は3段階で設定できる(ただ、肝心の自分が見る画面、例えば高画質を追求するワンセグ映像も白っぽくとぼけた映りになるので、それほどうれしいとは思えなかった。もちろん、斜めからののぞき見にかなり有効だと想像できるのだが……)
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