レビュー
写真で解説する「P905iTV」(ソフトウェア編)(3/3 ページ)
なんとデカい画面か……。これぞ“VIERAケータイ”の本命──。現在、ワンセグ携帯最大の3.5インチフルワイドVGAディスプレイを搭載する映像ケータイが「P905iTV」。P905iと共通する部分も多いが、本機ならではの映像機能や横向きUI、そして圧倒的な存在感を備えて登場する。
横画面モードはディスプレイを開いたまま横に構えて、右手で操作するイメージとなる。なお、P905iTVは機能メニューに横向きUIが用意されたので、大きな違和感なく操作できるようになった。[カメラ]キー(横向き時に上に配置)と[メニュー]キー(同、下に配置)で上下行スクロールが行える
内蔵アプリは地図アプリ、ぷよ&コラ、脳problem?、カウントダウントレイン-P、しゃべって翻訳_P、楽オク出品アプリ、iアプリバンキング、FOMA通信環境確認、Gガイド番組表リモコン、iD設定アプリ、DCMXクレジットアプリ
ちなみに“ぷよ&コラ”はP905iにもプリインストールする横向き専用ゲームで、このように横向きで遊ぶ。P905iよりやや無理がある構え方にはなるものの、片手だけで操作できるぷよ&コラならそれほど気にせずに遊べる。そういえばP905iTVは、イー・モバイルのEM・ONEのような感じで横にもスライドできればもっと新しい使い方ができそうだ(横に開くと別途もう1枚、QWERTYキーボードが出現する……など)。今後に期待したい
P905iTVはGPS機能は省かれたものの、ドコモ標準の“地図アプリ”はプリインストールする。携帯の基地局からだいたいの現在位置を識別し、周辺地図や周辺情報を表示できる。乗換案内やルート検索機能も備わる
ミュージックプレーヤーはSD-Audio、着うたフル、WMAに対応。リスニング設定やリ.マスター設定もP905iと同様に備わる。WMAデータは、PCとMTPモードでUSB接続することでWindows Media Player経由でmicroSDへ転送できる。Windows Media Playerに登録してあるMP3データは転送時にWMAデータに変換した後に転送されるので、ユーザーはフォーマットをさほど気にせずに使えるのが便利だ。ちなみにiPodなどで用いるAACデータは、(少しディスク容量の無駄にはなるが)iTunesでMP3に変換してからWindows Media Playerで転送すればよい
ワイヤレス再生に対応するBluetoothも、もちろん搭載。DUN、HFP、HSP、A2DP、AVRCP、OPP、SPPの各プロファイルに対応する。ミュージックプレーヤーの音楽再生やワンセグの音声出力・チャンネル切り替え操作(SCMS-T対応機器が必要)のほか、iモーションなどの各種動画データなども出力できる
Bluetoothレシーバーは標準オプションの「Wireless P01」などが使用可能。Wireless P01はワンセグの音声を出力できるSCMS-Tに対応するほか、携帯と同じACアダプタで充電できる特徴がある
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