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ドコモ、MLあてメールや転送メールを確実に受信できる「宛先指定受信」を提供
NTTドコモは1月23日から、迷惑メール対策を設定していると、場合によって受信できない場合があったメーリングリストあてメールや転送メールを受信できるようにする「宛先指定受信」機能を提供する。
NTTドコモは1月23日から、なりすましメールの受信拒否など、迷惑メール対策を設定している場合でも、転送メールサービスを経由したiモードメールや、メーリングリストあてに送られたメールを受信できる「宛先指定受信」機能を提供すると発表した。
従来は、迷惑メール対策機能を有効にした場合、設定によってはメール転送サービスなどを利用してiモード端末に転送したメールや、メーリングリストあてに送られたメールが受信できないことがあった。この問題を回避するためには、メーリングリストのメンバー全員のメールアドレスを受信設定に登録したりする必要があり、現実的ではなかった。
しかし新たに実装される宛先指定受信を利用すれば、メーリングリストのアドレスや転送元のメールアドレス(宛先)を指定するだけで、迷惑メール対策機能を利用していてもこれらのメールは受信できるようになる。
宛先指定受信機能で指定できるアドレスは全部で10件で、利用料は無料。設定はiメニューから「料金&お申込・設定」→「オプション設定」→「メール設定」→「迷惑メール対策」→「受信/拒否設定」にアクセスして行う。またPCからMyDoCoMoの「iモードの設定・確認」 → メール設定の「各種設定・確認」を開いて変更することも可能だ。
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