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ドコモの「F905i」、ソフトウェアアップデートに不具合――配信を一時中断
ドコモは富士通製のFOMA「F905i」の不具合を修正するソフトウェアアップデートに不具合があると発表した。アップデート中に「書換え失敗しました Rewrite failed」と表示されることがあり、この場合は端末が操作を受け付けなくなる。
NTTドコモは、「F905i」(富士通製)のGPS関連の不具合を改善するために無線経由で提供中のソフトウェアに不具合があると発表した。ドコモはソフトウェアアップデートの提供を一時中断し、原因究明と対処済みソフトの準備を急ぐとしている。
不具合はソフトウェアアップデートを行った際、「書換え失敗しました Rewrite failed」と表示され、更新が完了しない場合があるというもの。この表示が現れるとF905iが電源キー以外の操作を受け付けなくなり、再起動を行っても同じ状況が続いて端末を利用できなくなる。なお、ソフトウェアアップデートに失敗した端末についてはドコモショップの預かり修理で対応する。
ドコモによれば、ソフトウェアアップデートは成功する場合と失敗する場合があり、どのような条件下で失敗するかについては「調査中」としている。この不具合についての問い合わせは、2月2日時点で約300件。
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