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「魅力的な“N”端末も出てくる」──ソフトバンク 孫社長
ソフトバンクの孫正義社長が2月7日、2008年3月期第3四半期決算発表の席上で、最近ソフトバンクモバイル向けに端末を供給していないNEC製の端末が再びリリースされる可能性があることを明らかにした。
ソフトバンクが2月7日に開催した2008年3月期第3四半期決算発表で、社長の孫正義氏が最近ソフトバンクモバイル向けに端末を供給していないNECについての質問に答え、NEC端末を投入する可能性に言及した。
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ソフトバンクモバイルは、2007年の春モデルとして発表した「706N」以降、NEC製の端末を1年以上発表していない。その理由を孫氏は「魅力的な端末の提案がなかったから」だと説明。その後NECから非常に力の入った端末の提案があったことから、NEC製の新端末を投入することになるとの見通しを示した。
「かつてNECさんが端末の提案を持っていらしたときに、『こういう端末ではお互いに発売するメリットがないのではないか』と、5分ほどでお引き取り願ったことがあった。しかしその後、再度持ってきていただいた提案は、非常にすばらしいものだった。いずれソフトバンクモバイルから魅力的なNEC製の端末をご紹介できると思う」(孫氏)
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