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情報量2倍、「ダブルQR」登場
オリジナルのQRコードサービスを展開するIT DeSignは、QRコード内にもう1つのQRコードを配置して記録情報量を2倍に増やす「ダブルQR」を開発。情報量の増加とともに、記録情報を分割し、2つのQRコードを読み取らないとアクセスできないサービス展開なども想定する。
IT DeSignは2月19日、2次元バーコード“QRコード”の情報量を増やす「ダブルQR」を開発。3月10日からサービスを開始する。
ダブルQRはQRコードのモザイク模様内にもう1つ小さな、別のQRコードを配置して記録容量を増やすもの。大小それぞれのQRコード、あるいは両方とも読み取れる。同社の絵柄入りQRコード“デザインQR”の生成技術を応用して開発された。
このダブルQRは2つのQRコードを配置することで記録容量を2倍にするが、さらに3つのQRコードを配置することで3倍の容量となるトリプルQRなどの展開も可能とする。また、記録する情報を分割することで、複数のQRコードを読み取らないとアクセスできないといったコンテンツサービス向けの展開なども想定される。
価格はモノクロ版、カラー版問わず3万円(税込み)。2月21日から先行予約、3月10日からサービスを開始する。3月31日までの申し込みで、価格を30%割り引く(2万1000円)発売キャンペーンも実施する。
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