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「W54SA」、沖縄エリアで販売を再開

KDDIが、テレビ電話が着信できない不具合により一時中止していた「W54SA」の販売を、沖縄エリアで再開した。

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「W54SA」。ボディカラーは左から山吹、黒紅梅、白雪の3色

 KDDIは2月25日、不具合により一時中止していた「W54」の販売を、沖縄エリアで再開した。

 この不具合は、製造工程におけるテレビ電話の設定に誤りがあり着信ができない場合があるというもの。KDDIでは、設定の修正作業を進めており、沖縄エリアでの販売分が確保できたため再開となった。ほかの地域については、作業の進行状況に合わせて順次再開する予定だ。

 W54SAは、新しいプラットフォーム「KCP+」を採用し2007年秋冬商戦で投入する予定だった端末。しかし、KCP+の開発の遅れにより発売が2008年にずれ込んだ。2月8日に一部地域で販売を開始したが、EZアプリが起動できない不具合が判明し販売を一時中止した。KDDIはこの不具合を修正し、2月15日から販売を再開する予定と案内をしたが、テレビ電話が着信できないという別の不具合が見つかり、再び発売日が延期になった。

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